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膨大な時間を費やし、偉業を成し遂げた
登場人物の人間力に、先ず感動!
そして秀逸のパフォーマンスを見せた
米国映画界の良心、ショーン・ペンに脱帽!!
石橋凌(俳優)
言葉が真に体に宿る。
時には凶器となって世界を征服し時には罪人をも許す。
神の魂胆をよそに真っ向から
今の世に問いただす禁断の書、映画。
至高にして真の愛と友情の物語。           
佐野史郎 (俳優)
辞書は莫大な言葉の海を渡る羅針盤である。
言葉を得ることによって、人は大地から天空へと飛ぶ翼を手に入れることができる。
「博士と狂人」を観て、先人の苦労を知った。
金田一秀穂 (日本語学者)
重厚で切なくて美しい映画でした。
博士いわく「言葉の翼を持てば世界の果てまで飛べます」と。
遠くへ飛べないこの時代に、
ぐっと心に染みる「言葉」の宝が満載
です。お奨め!
ロバート キャンベル (日本文学研究者)
異なる二本の映画を見ているはずが、
気付けば一つの作品になったみたいだ。
ともに孤独な博士と狂人の人生が重なって、
予想のできない偉業を果たした。
中江有里 (女優・作家)
罪とは何か。言葉とは何か。
焦燥と呵責と慟哭の渦に翻弄される名作。
「人間にまともな奴はいない」という台詞が刺さる。
松尾貴史 (タレント)
大航海のような魂のドラマが始まる。
狂気という運命は何をこの男にもたらすのか。
そして、人間の能力とは何なのか。
我々はその全貌をまったく把握できていない、ということを思い知らされる映画。
名越康文 (精神科医)
メル・ギブソンは時代考証にこだわる。
それは別の時代の、別の世界の人々に固有の感受性や価値観をありのままに再生して、観客に特段の理解も共感も求めないということである。
まことにすがすがしい。
内田樹 (思想家・凱風館館長)
前人未踏の大辞典の制作過程が当時の雰囲気そのままに伝えられていることに、原作以上に驚いた。
言語、辞典、本、そして人への「愛」と「敬意」に満ちた作品!
サンキュータツオ
(芸人・日本語学者)
「独学の天才学者と狂った殺人犯がタッグ組んで、世界最高峰の辞典を作った」って、
創作じゃできないよな~さすが実話。
映画にしたくなるのわかる!
花くまゆうさく
(漫画家・イラストレーター)
これまで様々な映画の中で「無謀な挑戦」が描かれてきたが、今作の挑戦はダントツの難易度だ。
その高い壁を乗り越えようとする
人々の情熱と言葉に胸が熱くなる!           
赤ペン瀧川 (映画プレゼンター)
(敬称略・順不同)